今年も水田雑草で悩んでいる方へ ヒエ・オモダカ・ホタルイ
みなさん、こんにちは。
広報担当のフジタハルキです。
今年も水田雑草がどんどん伸びてくる季節になってきました。
会津坂下町の水田雑草はヒエ・オモダカ・ホタルイ・クログワイの4種類がほとんどですが・・・去年はコナギも結構出ましたね。
有機栽培は除いて、通常みなさん除草剤を使用すると思います。
自分の水田に生えている雑草に適した除草剤、ちゃんと選択していますか??
また、水口と水尻のビタ止め、丁寧な代かき、畔付け、水管理、ちゃんとしていますか??
今年意外と多いなぁと思ったのが、水口・水尻がしっかりと止まっていなかったパターン。
会津坂下町では、水口は用水路からとることが多いんですが、
ここが少しだけ空いてて(板を当てても隙間から)、さらに用水路に水が流れていなくて水田から用水路に水が逆流するパターン。
水尻に板を当てても脇から漏れているパターン。
畔付けしても、田んぼの角から水が流れ出ているパターン(オーバーフロー)。
除草剤の効き具合はちょっとしたことで結構変わります。
あとは、雑草や水持ち具合によって、適した除草剤は変わってきます。
初中期一発剤でいうと、
例えば弊社では、水持ちの悪い田んぼでヒエが問題であれば、ピリフタリド(例:アクシズ、アピロトップ)やイプフェンカルバゾン(例:ゴエモン)を選択します。
ホタルイが多ければ、ブロモブチド(例:ゼータタイガー)という成分が入っている除草剤を選択します。
オモダカが多ければ、ピラゾレート(例:アールタイプ)やピラクロニル(例:銀河)等を選択します。
逆に、水持ちが悪いところで使いたくない成分もあります。
例えば、SU剤だとメタゾスルフロン(例:銀河、月光)は土壌吸着性が弱いので、水持ちが悪い田にはあまり使いたくないです。
粒剤なのかフロアブルなのかジャンボなのかによっても、若干効果の出方は変わってきますね。
拡散性ではフロアブル、簡単なのはジャンボ、効果にフレが出にくいのは粒剤のように、剤形も考慮します。
また、使用するタイミングも重要ですね。
『草を見ずして草をとる』
初中期一発は特に雑草が見える前に散布するのが良いと思います。
初期剤→初中期一発の体系処理で今のところうまくいってるのは
草笛ジャンボ→ゼータタイガー
クラール粒剤→アールタイプ
この組み合わせは例年雑草が残るところでもしっかり抑えています。
続いて中期・後期剤は…
今年アクシズMXには活躍してもらいました。
メタゾスルフロンはもちろん、ペノキススラムやアジムスルフロン等は水持ちの悪いところにはあまり使いたくないです。
そうなってくると、使用できる除草剤がかなり限られてきちゃいますが…
最終手段はバサグラン液剤・クリンチャーEW、クリンチャーバスME、ワイドアタックSC等で対応するしかないですね。
そういえば、中干し後に発生してくるクサネムなんかはワイドアタックSCが良く効きますよ。
バサグラン液剤も多少は効果あるみたいですが、マメ科植物には効果が弱い気がします。
雑草の世界では今中盤戦です。中干し後の終盤戦でどれだけ草を抑えているか、が大事なところですね。
このままほっておくか、何かしら手を打つか、迷っている方は、
収量・作業性に影響を与えないか、来年に影響しないか(種が残らないか)、この辺りを考えながら除草の必要性を考えてみてはいかがでしょうか?
最後に、ちょっとだけ…
こちらをご覧ください。
黄色の藻類です。

手に取るとこんな感じ。しっかりと結合していて、まるでスポンジです。スポンジボブです。

これを2~3日乾かすと、真っ白になりました。

カビかな?と思ってみてたんですが、胞子っぽい感じはなく、乾燥しているだけでした。

藻類の中でも、珪藻類なのかなぁ?と思ってますが、みなさんこれ何かわかりますか?
発生の原因など知っている方がいましたらおしえてくださいまし。
それでは、今回はこの辺で!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!!
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